正伝の仏法

声に出すことによって、現代にその禅風が蘇る

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このウェブサイトでは曹洞宗に関わる重要人物や正法眼蔵について更新していますが、寺院センターでは各宗派のこと、仏教全体のこと、お寺の情報をまとめています。人物を中心にまとめているページとお寺を中心にまとめているページという違いがあります。

曹洞宗を日本に持ち帰った道元禅師の『正法眼蔵』の全文を制約なく読めるのも、このウェブサイトの特徴です。お寺の住職であっても、大本山である永平寺や總持寺で修行したからといって、正しく道元禅師や瑩山禅師の教えを理解しているとは限りません。

下手な解説を見聞きするより、原文を読むことによって得られることは多いです。

現代の解説を入り口にして原文を読む。
原文を理解するために現代の解説を見聞きする。

そのようにこのウェブサイトを使っていただけることを想定しています。

筆者のお師匠様と修行生活をしていたときには、
毎日朝の読経の中で『正法眼蔵』を読んでいました。
だから、一般的なお寺よりも朝の読経時間は長かったと思いますが、
繰り返し声に出して読んでいたおかげで理解できるようになりました。

『正法眼蔵』は道元禅師の頭の中を覗けるのです。
書き物としてだけでなく、その言葉も含まれています。
声に出すことによって、現代にその禅風が蘇るのです。

その風は道元禅師に留まらず、達磨大師、お釈迦様にもつながります。
今日もその言葉は世の中を動かしています。

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