玉宝寺の聯
★4点の聯は余語翠巖老師の書です。※リンク先に画像あり雲収山骨露 雲収(おさ)まりて山(さん)骨(こつ)露(あら)われ 雨過四山低 雨過ぎて四山(しざん)低し鶏向五更啼 鶏(とり)は五(ご)更(こう)向(に)啼き三年逢一閏 三年、一閏(じゅん)に逢う 道元〔道元禅師語録・山僧叢林を歴(ふ)ること多からず〕雲が収まり山の峰が見えてくる。雨の中では、山々の低くみえているのである。鶏は五更になると啼き三年ごとに(旧暦)閏年がめぐってくる。この世は、奇跡、啓示の世界でなく、あるがままの姿が神通妙用のあらわれであり珍重すべきものがある。果報三祇道初成 果三祇(かさん...