アクセルとブレーキ

瞑想日記

街中の風景に欠かせないものの一つに自動車があります。国土交通省が令和7年9月末時点で発表している国内の自動車保有車両数は83126383台ということで、人口には及ばないものの、人一人が生きるのに欠かせないものであることが、この数字だけ見ても分かりますね。

これだけ普及しているのはどうしてなのでしょうか?近年はより安全性を重視されている傾向があると思います。そこにはブレーキ性能自体の技術革新やセンサーを搭載して自動的に止まったり、万が一の強い衝撃から人の生命を守る工夫がされているからです。

安全性が確保されていても、自動車のスピードが遅ければ魅力的ではありません。自動車のスピードを上げるためにはアクセルを踏みますが、それこそスピードを速くするためにブレーキ性能を上げる、ブレーキ性能が上がったからスピード性能をもっと上げることが出来るというように、正しく車の両輪のようにバランスをもって自動車は開発されてきました。

しかし、自動車は適切に使えば人を生かすけれど、使い方を間違えると人を生かさないものにもなります。犯罪に使われることだってあります。自動車というものだけを見ても、この二面性があることが分かりますし、自動車に限らずどんな物事にも二面性があることを知っておくことは必要でしょう。

心と身体を整える取り組みの一つとして軽い筋トレをしていることを何度か書いていますが、私にとって筋トレをしていること自体が楽しいことだと思って取り組んでいますが、例えば、筋肉質な身体に早くなりたいと思って筋トレに取り組んでいる人は高負荷の筋トレをしてしまうかもしれません。

負荷を掛けるのも自分、それにブレーキを掛けるのも自分です。現在の自分の状態をよく知り、高負荷では身体を痛めそうだと判断できれば、徐々に負荷を掛けていく方が怪我無く取り組めるかもしれません。筋トレであれば正しい情報発信をしている人が多くいるので、そういったものを参考にするのも良いでしょう。

仏教には中道(ちゅうどう)という教えがありますが、この自動車のアクセル(スピード)とブレーキ、筋トレの高負荷と低負荷の例は、その中道の考え方と似ていると思います。どこかに決まった中道という道があるわけではなく、それぞれの経験からバランスを取って生きていくことです。

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