安全領域

瞑想日記

坐禅、瞑想している時というのは、安全、安心な環境で、余裕のある時間を過ごし、内面的にも外面的にもつながりを感じ、幸福感を感じ、深い呼吸で、自分らしく、創造的で、喜びが湧いてくるような、静寂で、平穏で、冷静、明瞭な心と身体に整えられている安心領域が優位な状態になっています。

坐禅、瞑想をすることによって、自律神経に働きかけ、心を落ち着かせたり、心と身体をコントロールする実践を行っています。呼吸を深めたり、呼吸を意識することによって、自律神経をコントロールしているといわれています。

現代、自律神経失調症が問題視されていますが、不眠症、鬱状態の継続、いらいら、情緒不安定、下痢、便秘などの症状が挙げられます。これは安全領域よりも危険領域が優位に働いているからです。

この安全領域と危険領域というのは、自律神経が内的および外的なあらゆる信号を受け取り、その信号を脳に伝えることで、心と身体の安全領域が優位になったり、危険領域が優位になったりします。

危険領域とは、外敵から襲われる危険、様々な信用を失う危険、身体的に過度な運動による危険、心的負荷による危険などを察知し、対象となる相手と戦うか、逃げるかの選択を迫られた状態です。

現代、対象となる相手が誰なのかも、戦っているのか、逃げているのかも分からず、いつの間にか危険領域が優位になっている人が多いことから先の自律神経失調症が増えています。動物として自然界で暮らしていた人間よりも、現代社会は複雑で、危険領域が優位になりやすい環境なのだと考えられます。

もし、治療が必要な病的なものであれば医療機関への相談を優先にしてください。ただし、現代医療は症状を抑えるための投薬や治療を行います。それで健康になっても、それが危険領域優位になっていることを直接改善する方法ではない場合もあります。

その場合、医療機関で一定の健康を取り戻したのであれば、次には自分の生活を見つめ直すことが大事です。例えば、坐禅、瞑想は自分の内面や環境を見つめ、自身を観察する要素を持っています。

坐禅、瞑想だけが安全領域を優位にする方法ではないと思いますが、どんな仕事、どんな勉強、どんな健康法にも瞑想的な、集中をともなう作業や感覚があると思います。そういった時間、感覚を味わい、生活に取り入れて、1日の中で1分、1秒でも安全領域が優位になるようお互いに取り組めれば良いなと思います。

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