循環瞑想を定義しなおします

瞑想日記

循環瞑想は1つの状態の間に3回呼吸して次の状態に移ります。はじめは眼を閉じ、3回呼吸する(自分の内側を感じる)。次に眼を半分開け、自分の身体の一部が入る範囲をぼんやり見て3回呼吸する(自分の内側と外側を感じる)。

次に眼をしっかり開け、目の前の植物の葉、花や物、形の一点をしっかり見て3回呼吸する(自分の外側の一点に意識を向ける)。次に一点を見ていたところの全体をぼんやり見て3回呼吸する(自分の外側により広く意識を向ける)。

次に眼を閉じ、大自然や宇宙の一点である自分を想像しながら3回呼吸する(遠くの海や山、地平線が見えるような場所であれば眼を開け同様に感じても良い)。次に初めの眼を閉じ、3回呼吸するに戻り循環する。

5つの状態を3回呼吸しながら循環するのが循環瞑想の基本です。動作が途切れる場合は出来るだけはじめの状態の「眼を閉じ、3回呼吸する」ところまで行って終える(1循環で1セット)。少なくとも1回の循環瞑想で3セットは行いたい。

途中、雑念や外の物音で瞑想から離れた意識があったら同じ状態のまま呼吸を1から数え直す(3回以上の呼吸になっても良い)。集中できない時は、身体を左右に動かしたり、一旦、手や足を動かしてみたり、眼を意識して閉じてみたりしてから瞑想に戻っても良い。

基本的な姿勢は身体の力を入れなくても背筋がまっすぐになる状態で座る。あぐら、正座、結跏趺坐、半跏趺坐、イスなど、座り方は自由だが、手足お尻なども安定している状態で瞑想に入る。また、瞑想前に身体全体をほぐしておくことをお勧めする。

循環瞑想は他の姿勢でも応用が利き、安定して立っている時、ゆっくり歩いている時(一般道ではない所)、ストレッチ中などで実践することが出来た。息を止めてしまうような無理なストレッチではなく、心地よく呼吸を数えられる余裕のある範囲で行う。

例えば、ストレッチのうち、数十秒身体を伸ばす姿勢を保つ場合に循環瞑想を1姿勢1セットで採り入れている。腕や肩、脚を伸ばすストレッチには採り入れやすい。自分の内側を感じる時、身体の伸ばしているところに意識すればストレッチの効果も循環瞑想の効果も上がると思われる。

タイトルとURLをコピーしました