点と線

瞑想日記

仕事があるので、一応目覚ましを掛けて寝ていますが、目覚ましが鳴る前に自然と目が覚めます。起床後、洗面を済ませ、ストレッチをして、身体のコリがなくなったら瞑想をします。瞑想までに1時間を要していたこともありましたが、この準備も今の私には必要なことです。

4時半過ぎに出勤のために家を出るので、この時期はまだ暗く、空を見上げると星が綺麗に見えます。太陽のような恒星や太陽の光を反射して見ることが出来る金星や火星などの惑星、人工衛星なんかもよく見えます。

夜空にはそのような星という点が散らばっているわけですが、点と点を繋げて星座を意識すると、星の位置が見やすくなります。大昔から夜空の星座に物語を重ねていたことは凄いことだと思います。そして、地球から夜空を眺めると太陽のような恒星がよく見えるように、宇宙のどこからか地球の方を眺めても太陽の一部のように見えているのでしょう。

物事を理解するのに点と線を利用することは結構あります。私という存在は点かもしれませんが、そこには様々な線が重なっていて、その線の重なりが一つの点となって私だと理解されていると思います。

曹洞宗という線上にいて、僧侶という線上にいて、仏教、寺、日本人、男性、出身地、現在地、・・・、様々な線が重なった一点が私です。そして、私も共有している様々な線上には過去にも、現在にも、未来にも、私と違う人が連なっていて線を成しています。

瞑想日記で毎日の瞑想を振り返ると、不思議とそのようなつながりを強く意識するようになりました。

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