迦那提婆 かなだいば Āryadeva アーリヤデーヴァ 提婆、聖提婆
那伽閼刺樹那に就いて嗣法。第15祖。
弟子には羅睺羅多がいる。著作に『百論』、『四百論』。
3世紀頃のインドの仏教僧。南インドのバラモンの家庭に生まれました。南インドで外道に帰依していた王を論破したり、邪道の論師を多数論破したが、その弟子の一人に恨まれて殺されてしまう。しかし、命が終わる前に到っても、その外道の愚かさをあわれみ、自分を殺そうとした者をも救ったといわれます。
伽那提婆という表記もあります。(「正法眼蔵」仏祖)。
生誕 170年頃
命日 270年頃