婆修盤頭(世親) 略歴

投稿日:0400年1月1日 更新日:

婆修盤頭 ばしゅばんず Vasubandhu ヴァスバンドゥ 世親 天親

闍夜多に就いて嗣法。第21祖。

弟子には摩拏羅がいる。

インド西北部にあったガンダーラ国(現在のパキスタン、ペシャーワル地方)のバラモンの家系に生まれました。父の名はカウシカ(Kauśika、憍尸迦)、母の名はヴィリンチ(Viriñci、比隣持)。実の兄は無著。

サンスクリット名である「ヴァスバンドゥ」の音写で婆修盤頭、婆薮般豆、婆薮般頭と記述されることがありますが、一般的には意訳された世親、天親も知られた名前です。唯識思想を大成し、以降の仏教において大きな潮流となりました。著作には『阿毘達磨倶舎論』『唯識二十論』『唯識三十頌』『浄土論』他多数。

生誕 300年頃

命日 400年頃

-掲載人物略歴



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