摩訶迦葉 まかかしょう
釈迦牟尼仏に就いて嗣法。第1祖。
弟子には阿難陀がいる。
ブッダの十大弟子の一人で「頭陀第一」といわれています。マガダ国の王舎城付近のマハーハーダラ(摩訶波羅陀)村のバラモンであるニグローダ・ゴーパ(尼拘律陀羯波)の子で、ピッパラ(菩提樹)の下で生まれたことから、幼名をピッパリといわれました。裕福なバラモンの家系の出身であると伝えられます。(▶ マハーカッサパ/摩訶迦葉(仏教で心と身体を整える))
なお、曹洞宗を含む禅宗では釈迦牟尼仏から法を伝えられた摩訶迦葉を第1祖と数えます。
生没年不詳