私の瞑想の基本は曹洞宗（仏教／禅宗）の坐禅です。そもそも、瞑想は様々な種類が時代や地域により派生し、その中の一つが坐禅という言い方も間違いではありません。その一方、瞑想している人にとって、自分が選んだものがすべてである、一番であると考えるのは自然なことです。
私の場合は坐禅に縁があったので、坐禅が全てであり、坐禅＝瞑想です。そこに基本を置きながらも、瞑想というカテゴリーに属しているものを試してみたいという気持ちもあります。そこから坐禅との共通点や可能性を探って行ければと思っています。
前置きはこのくらいにしておいて、瞑想をした日記を出来るだけつけてみようかと思います。現在、実践しているのは循環瞑想です。自分で瞑想の構成を修正しながら実践しています。
次回の記録からは、このような文章ではなく、簡単なものになる可能性は高いです。何かの参考になればと思いやってみます。
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それでは、循環瞑想の説明から。
瞑想の前にはストレッチをしています。これは自分が伸ばしたい部位をやればいいと思います。私は坐禅は結跏趺坐が出来るものの、その他の手足は硬いので、最近は念入りに伸ばすようにしています。足を延ばし、手を伸ばし、肩甲骨を伸ばし、コメカミ、首、鎖骨にかけてのリンパの流れを意識して指で軽く流しています。
職場ではマスクをして、頭にすっぽりかぶる帽子をかぶっているので、耳のマッサージ、頭皮のマッサージをしています。そういえば、眼鏡も掛けることがあるので、それも影響しますね。
マスクだけ、帽子だけ、眼鏡だけの場合でも、人体にとっては異物です。楽に装着しているつもりでも、肩こりと同じように、耳こり、頭こりは起こります。耳のマッサージ、頭皮のマッサージをすることで何もしないよりはリセットされる感覚があります。
実は、ここまでで、起床から40分くらい経ってしまいます。現在、午前４時40分くらいに出勤のため家を出るので、今日は３時20分には起床しました。外に働きに出ている場合、それぞれの都合によりスケジュールを立てないといけないでしょう。
スケジュールといっても「何分になったから絶対にこうする」と決め決めにするのではなく、気持ち良い流れで進めていくことが大事だと思います。
ストレッチとマッサージが終わると、身体がほぐれた状態になります。逆に、この状態になっていないと気持ちよく静かに座ることが出来ません。何の準備もなく、「はい、瞑想をはじめます。どうぞ！」となっても、落ち着かないと思います。
私はほぐした坐蒲（ざふ）にお尻を乗せ、循環瞑想の時は足を重ね合わせないあぐらで座ります。お尻は坐蒲に、足も面として床に接しているので安定した姿です。
呼吸を整えながら前後に身体を少し倒し、また、少しそらして段々と、起き上がりこぼしのように調整します。次に同じように左右にも身体をゆらして調整します。この調整の仕方は坐禅の時と同じです。そうすると、真っすぐ、安定した姿勢で座れます。
ここから循環瞑想に入ります。まず、基本として、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐いてを１回とします。次に説明する内容から気が反れた場合、落ち着いて呼吸を数えられるようになってから１回からカウントし直します。
①眼を閉じ、呼吸する時のお腹の膨らみやへこみに意識を向ける、呼吸の出入りする冷たさや温かさに意識を向けるなど、どこか一点に意識を向けながら３回呼吸します。
②眼を半分開け、自分の身体の一部が入る範囲をぼんやり見ながら３回呼吸します。斜め下に視線を置き、足を見るくらいが自然な形。
③眼をしっかり開け、目の前の植物の葉、花や物、形の一点をしっかり見て３回呼吸します。
④一点を見ていたところの全体をぼんやり見て３回呼吸します。
⑤眼を閉じ、大自然や宇宙の一点である自分を想像しながら３回呼吸します。畏怖の念を抱く。小さな存在であることを感じる。また、そのつながりを意識する。
⑥眼を閉じたまま、①の自分の内側に戻る。
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これを今朝は３回繰り返しました。時間にして10分くらい。
④のところで、何故か眠気が襲ってきました。
⑤のところは、瞑想の中に想像を取り入れているので、若干長くなる傾向がありました。
部屋の環境としては明るい電灯はつけず、部屋の隅に電灯を置き、薄暗い環境で実施しました。
瞑想後に簡単な朝食をとったら、すぐに出勤だったので、それに合わせて瞑想の時間を切り上げた感じです。
基本的に３回呼吸しますが、絶対に３回ではなく、他に意識が反れたら、戻って来てからカウントし直しています。
無理に切り替えるのではなく、タイミングによっては、４、５回の呼吸になったりします。
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17時にも３回繰り返し循環瞑想を行ないました。
夕方は瞑想前のストレッチなしでも問題なく実施できました。