心と身体を整える坐禅/瞑想

瞑想日記

心と身体は意識しなくとも整えようとする力を持っています。息を吸って、吐いてという一見、単純な繰り返しであっても、空気中の酸素と体内の二酸化炭素の交換が主に行われていることで身体が維持されています。心臓のポンプ機能から送り出された血液は体中を循環することで身体を生きているものとしてくれています。

呼吸や心臓の働きに代表されるような身体の仕組みによって私たち生命は生きています。そして、意識しなくてもそれらの機能は自動的に働いています。そして、地球規模で見ても、循環や物質の交換がいたるところで行われ、この惑星は生命の営みを続けることが出来ています。

では、人は何もしない方が良いのでしょうか?そうではないと思います。意識しなくても機能している状態というのは、本能的に判断していたり、反射的に判断していたり、経験的に判断していたり、そのように自動的に脳が働いてくれています。

無意識のうちに取り間違えたり、考えている時は分かっていたのに無意識のうちに間違ったことを書いてしまったり、未経験の状況だと動けなくなったり、自動的に脳が働いてくれていることで失敗することもあるのではないでしょうか。

そこで、無意識のうちに自動的に働いてくれる環境を整えるのに適しているのが坐禅/瞑想だと思っています。一つ、無意識のうちに自動的に働いてくれる環境を知ること。瞑想では自分の呼吸や身体の伸び、暖かさ、冷たさなどを観察/意識します。

一つ、身の回りの環境を知ること。瞑想では身の周りがどのように見えているか、どんな音が鳴っているか、それにどのように反応してしまうかを観察/意識します。

一つ、世界/宇宙の中の一点である自分を客観的に知ること。瞑想では自己中心的な視点を一旦置いておいて、他者目線、神目線で自分を観察/意識します。

これら坐禅/瞑想で得られる経験は人それぞれで違うでしょう。しかし、その時、その場所、その人に適した何らかの経験が得られると思います。気づき、感覚、見え方、見方、聴き方、聴こえ方などの意識して得られた経験は無意識の世界に深く刻まれます。

無意識のうちに自動的に働いてくれる機能は何となく生きていたり、ただ惰性的に生きていてはアップデートされません。坐禅/瞑想の時間を利用して無意識を刺激するように意識することによって自動的に働いてくれる機能をアップデートします。

自分の身体でさえすべてをコントロールすることは出来ません。自動的に働いてくれる無意識の機能を整えることが、心と身体を整えることにつながっていると感じています。

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