-
基礎代謝量は生きていくために最低限必要なエネルギー消費量です。基礎代謝基準値では、成長割合が大きい1~2歳児の値が最も大きく、加齢に伴い低下していきます。
一方、基礎代謝量は男性では15~17歳、女性では12~14歳が最も高い値を示しています。 基礎代謝は女性よりも男性の方が大きいです。 これは女性の方が代謝活性の低い脂肪組織の割合が多く、代謝活性の高い ...
-
高血圧症は、動脈硬化、脳血管疾患、心疾患、腎臓病等を発症させる危険因子になっています。
高血圧症は大きく分けて「本態性高血圧」と「二次性高血圧」とがあります。 本態性高血圧:全体の約90%を占める。生活習慣、環境、遺伝が影響して血圧が上昇する。基礎疾患といった、高血圧の原因となる特定の原 ...
-
魚、肉、卵、大豆や大豆製品などは、たんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は体内の筋肉や骨、そして臓器などの組織を構成する主要な栄養素です。筋肉や骨の成長や修復、さらには免疫機能の維持に不可欠です。
-
油脂を構成する脂肪酸には、2重結合を持たない「飽和脂肪酸」と2重結合を持つ「不飽和脂肪酸」があります。
さらに、不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類され、 多価不飽和脂肪酸にはn−3(ω3)系とn−6(ω6)系があります。 n−3(ω3)系脂肪酸にはDHA(ドコサヘキサエン酸)、EP ...
-
グリコーゲンは、生物(動物)の主に肝臓と筋肉に含まれている多糖類で、活動するためのエネルギー源になっています。
「多糖類」は糖1個からなる「単糖」がたくさん結合したものです。 グリコーゲンは単糖類のグルコース(ブドウ糖)が結合したものです。 必要な時に、グリコーゲンがぶどう糖に分解され、エネルギーとなります。 ...
-
糖質とは、「炭水化物から食物繊維を除いたもの」の総称です。 糖類とは、その糖質からでんぷんやオリゴ糖などの三糖類以上の糖とその他を除いたもの」の総称です。 単糖類(ブドウ糖など)と二糖類(砂糖など)が糖類です。
-
幼児期における間食の割合は、総エネルギーの5〜10%程度が望ましいとされています。間食は栄養補給の機会であり、健康な食習慣を形成するために大切ですが、過度に摂取すると主食や副食からの栄養バランスが崩れる可能性があります。
-
ビタミンが不足すると欠乏症が起こります。ビタミンB群にはB1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸があり、それぞれ特性、不足すると出る症状は異なります。
ビタミンB1⇒脚気(かっけ) ナイアシン⇒ペラグラ ビタミンC⇒壊血病 ビタミンA⇒夜盲症 ビタミンB12⇒悪性貧血 ・ビタミンB1は、エネルギー代謝に関与しており、糖質をエネルギーとして消費する役割 ...