「典座教訓の実践」 一覧

食材の保存・保管に関する記述

冷凍するものは、-15℃以下で保存するようにします。 食肉類は、清潔な専用の容器に入れて、10℃以下で保存します。 野菜・果実類は、清潔な専用の容器に入れて、10℃前後で保存します。 検食は、原材料及 ...

サルモネラ属菌は感染型食中毒の原因菌です。サルモネラ属菌に感染した卵、畜肉(鶏肉など)を食べることで腸管にサルモネラ属菌が増殖し、腸粘膜にサルモネラ属菌に感染することで食中毒を発症します。

「大量調理衛生管理マニュアル」には、原材料は冷蔵設備等にて適切な温度で保存するよう記載されています。

・食肉・食肉製品は10℃以下で保存します。 ・生鮮果実・野菜は10℃前後で保存します。 ・乳製品や濃縮乳は通常、10℃以下で保存する必要があります。低温で保存することで、微生物の繁殖を遅らせ、品質を保 ...

着色料は、食品の魅力を引き出すものです。着色により、食欲を増進させる色にする、見た目を美しく見せる目的で使われます。

食品営業施設・設備の衛生管理に関する記述

貯蔵槽は清潔を保持するため、専門の業者に委託して清掃を年1回以上行います。また、清掃の証明書は1年間保管します。 作業中は蒸気や煙、熱気がこもらないように、換気ファン、換気筒、換気扇を備えて高温多湿を ...

腸炎ビブリオは感染型食中毒の原因菌です。腸炎ビブリオに感染した魚介類を生食することで腸管に腸炎ビブリオが増殖し、腸粘膜に腸炎ビブリオが感染することで食中毒を発症します。

腸炎ビブリオによる細菌性食中毒菌は、 魚介類の加熱不足、魚介類を扱う際の二次汚染が原因で発生しやすくなっています。 腸炎ビブリオは感染型食中毒で、夏季に海域に広く分布し魚介類が汚染源になります。 日本 ...

増殖に酸素を必要とする「好気性」と、増殖に酸素を必要としない「嫌気性」があります。

好気性菌:酸素がある環境で増殖する 微好気性菌:酸素が必要、かつ、酸素が低濃度の環境で増殖する 通性嫌気性菌:酸素があってもなくても増殖する 偏性嫌気性菌:酸素がない環境で増殖する ・カンピロバクター ...

調理従事者は、月に1回以上の検便を受けるように「大量調理施設衛生管理マニュアル」に定められています。また、検便検査には「腸管出血性大腸菌」の検査が必須です。10月から3月においては、「ノロウイルス」の検査も求められます。

食品や器具の殺菌消毒に関する記述

・煮沸消毒は、沸騰状態(100℃)の湯の中で、5分間以上煮る方法です。 ふきん、スポンジ、タオル、はし等の消毒に適しています。 ・紫外線殺菌は、殺菌灯を包丁、まな板などに照射する方法で、太陽光線よりも ...

黄色ブドウ球菌は「毒素型食中毒」の原因菌です。黄色ブドウ球菌はヒトの粘膜や皮膚にいるありふれた常在菌ですが、化膿した傷口に多く含まれます。

黄色ブドウ球菌は、毒素型食中毒の代表的な原因物質です。 手指などの傷や膿(うみ)、鼻腔に多く存在しており、食品に黄色ブドウ球菌が付着すると、食品内で増殖した黄色ブドウ球菌がエンテロトキシンという毒素を ...



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