「 食品学 」 一覧
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キモシン(レンニン)は、チーズなどの乳製品を作るときに使用されます。牛乳の「カゼイン」に働いて凝固させます。
牛乳のミルクプロテインは約80%がカゼイン、約20%が乳清たんぱく質(ホエイプロテイン)です。乳清たんぱく質は、酸(酢)を入れると、固まらないで上澄みになるものです。 乳脂肪は、「乳清たんぱく質」に脂 ...
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流通 → 商品が生産者から消費者の手元に届くまでの経路。
一般的な流通経路は、生産者→農業協同組合(JA)→卸売市場→小売店→消費者 となっていますが、流通経路はさまざまです。通販が普及し、生産者が消費者に直接販売を行う産地直送も増えています。
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大豆は良質のたんぱく質、脂質が豊富な食品です。大豆に含まれる栄養成分はたんぱく質(35%)、脂質(19%)、糖類(24%)、ビタミンB類、無機質のカリウムやリンなどを多く含みます。
大豆油、豆腐、納豆、油揚げ、湯葉、みそ、しょうゆ、きな粉などの加工食品の原料です。 大豆の第1制限アミノ酸はメチオニンです。 リシンは肉や魚、大豆製品(湯葉)に多く含まれている成分です。 青大豆はずん ...
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ピーマンの完熟果の色は、赤や黄色です。一般に売られているピーマンは、未熟な状態なので緑色をしています。
赤や黄色になるのは、ピーマンが完熟し、 ピーマンに含まれる緑色の色素であるクロロフィルが分解され、 カプサンチンという赤い色素が生成されるためです。 カプサンチンには、抗酸化作用があり、 老化や動脈硬 ...
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ほうれん草には東洋種と西洋種があります。
東洋種:葉は薄くてギザギザした形。柄が長い。えぐみが少ない。 西洋種:葉は厚くて丸みを帯びた形。柄が短い。えぐみが多い。 ほうれん草には、アク、えぐみの原因となるシュウ酸が多く含まれていますが、西洋種 ...
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トレーサビリティ → 食品の流通過程を記録し、食品の移動ルートを把握できるようにすること。
一般的な流通経路は、生産者→農業協同組合(JA)→卸売市場→小売店→消費者 となっていますが、流通経路はさまざまです。通販が普及し、生産者が消費者に直接販売を行う産地直送も増えています。