食品や器具の殺菌消毒に関する記述
・煮沸消毒は、沸騰状態(100℃)の湯の中で、5分間以上煮る方法です。ふきん、スポンジ、タオル、はし等の消毒に適しています。・紫外線殺菌は、殺菌灯を包丁、まな板などに照射する方法で、太陽光線よりも強い殺菌効果が得られます。・低温殺菌法は、63~65℃で30分加熱する殺菌法です。牛乳、清涼飲料水など高温にすると、風味や味、栄養成分が変わってしまう食品の殺菌に用います。耐熱性菌や芽胞は死滅しません。・放射線殺菌は、放射線(ガンマ線)を照射して殺菌する方法です。放射線は表面だけでなく、内部まで透過して殺菌します。プラスチック容器などの殺菌に利用されます。食品への利用は、じゃが芋の発芽防止目的に限って...