一方、基礎代謝量は男性では15~17歳、女性では12~14歳が最も高い値を示しています。
基礎代謝は女性よりも男性の方が大きいです。
これは女性の方が代謝活性の低い脂肪組織の割合が多く、代謝活性の高い筋肉組織が少ないことによります。
基礎代謝は気温の影響を受けるため、夏の方が冬よりも低くなります。
よって、エネルギー消費量も夏の方が低くなります。
これは、筋肉が弛緩し、代謝が低下して熱産生が減少するからです。
病気などにより体温が上昇すると、基礎代謝も上昇します。
体温が1℃上昇すると、基礎代謝量は約15%上昇すると考えられています。よってエネルギー消費量も多くなります。