茶葉には非発酵茶と半発酵茶、発酵茶、後発酵茶があります。
お茶の入れ方は茶葉の種類により、湯の適正温度が異なります。
・非発酵茶
発酵せずに作るお茶です。
緑茶(煎茶、玉露、ほうじ茶、番茶、抹茶)。
番茶をいれる時に100℃のお湯を使うのは、温度の高いお湯で入れたほうが香りが出やすいためです。
・半発酵茶
半発酵茶は酵素により発酵を途中で止めて作られたお茶です。
ウーロン茶。
ウーロン茶をいれる時は80℃以上の湯を注ぎ入れます。
・発酵茶
茶葉を完全に発酵させたものです。
紅茶。
・後発酵茶
摘採した茶葉を熱処理によって発酵を止めて微生物を加えて発酵させたお茶です。
プーアル茶(中国茶)、碁石茶(高知県)、阿波茶(徳島県)。
湯の温度目安は75℃~85℃以上で注ぎ入れます。
プーアル茶は麹菌により数か月発酵させて作られますが、何年も熟成させるものもあります。
発酵による特有の香りや味わいが特徴のお茶です。