こんにゃくは、こんにゃく芋(サトイモ科・コンニャクの地下茎)に消石灰を加えて加熱し凝固させた食品です。
主成分は食物繊維の一種「こんにゃくマンナン」で、こんにゃくマンナンによって独特の弾力のある食感が作られています。
生のこんにゃく芋はシュウ酸カルシウムが大量に含まれるため、エグミが強すぎて食べられません。
そのため、消石灰(水酸化カルシウム)や炭酸ソーダでシュウ酸カルシウムを中和する必要があります。
・さしみこんにゃくは、こんにゃく芋を粉にした「精粉」で作ります。
すりつぶしたこんにゃく芋で作るこんにゃくよりあくが少ないので、さしみで食べられます。