なす

食品

なすはインド原産の淡色野菜として世界中で栽培されています。果実は黒紫色が多いですが、色や形は様々で多数の品種があります。ナスビとも呼ばれます。

栽培記録

2025年は接木ナス/とげなし千両2号の苗木1つを使い水耕栽培を行ないます。

ナスのとげなし千両2号という品種は果実のヘタや茎葉などにトゲがないので果皮に傷を付けにくいです。長卵形で、果色は濃黒紫色でつやがよく、秀品率が高い品種。そして、単為結果性を持ち、受粉作業が不要です。果皮はやわらかくて品質がよく、調理の幅が広いとのことです。

・収穫は開花後20~28日頃。
(実の形が見えてから、1週間~10日間くらいで収穫可能になる)
・主枝と1番花の一つ下の脇目を残して、それより下の脇目は取る。
・今回は3本仕立てをベースに、そこから上の脇芽は放任して育てようと考えています。仕立てた主枝から成った実は育てます。今回の環境では、あまり高く出来ないかなと思うので、低い場所でより多くの収穫を出来ればと思います。栽培範囲を越えたらカットするようにします。


8ℓ容量のバケツに7ℓほど溶液を張り、根の下半分が浸かるほどの位置に固定。


寒さや雨が多かった影響で成長が遅いようなのでこの1番花は早めに取った方が良いかなと考えています。樹勢が良ければ実になるまで育てても良いのですが。取ってしまうのは成長を促すためです。

何と!?朝確認すると苗がひっくり返っていました。どうやら夜にカエルが負荷を欠けたようです。1番花は取りました。


60ℓのタライに引っ越しました。目論見通り行けば良いのですが。カエルにひっくり返される心配はなくなりました。画像で上部がデコボコしているのはペットボトルで自作実験しているウォーターシャワーが入っています。

新芽や蕾は複数出てきましたが、株自体が大きくならないようで、葉も少し反り丸まっているので、溶液のEC値を計ると1100くらいだったので、栄養が少ないと判断して、1400くらいにしてみました。


ミニトマトの根と比べると長く伸びないので心配していますが、白い水耕栽培用の根が出て来ているので、今日の対処で全体の成長に繋がればと思います。


完全な水耕栽培で、土の代わりになるものはスポンジのみのため、今日のような強風では株ごとぐらついていました。急遽、ペットボトルを加工したもので主枝をカバーすると安定してくれました。

5月頃、まだまだ寒暖の差があるので、ビニール袋を株自体にかぶせました。今月中はこのまま様子を見ようかなと思います。主枝と2本立てにする脇芽の伸びが思ったように進んでいないのですが、なすは夏野菜なので、安定して暖かくなるとさらに生長してくれるのではと考えています。


花も付いていますが、主枝の生長を優先したい時期です。


濃い紫の葉は栄養が行き届いているからだとか。EC値は1400くらいです。


場所を少し日当たりの良い場所に移動しました。

タイトルとURLをコピーしました