ビタミンが不足すると欠乏症が起こります。ビタミンB群にはB1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸があり、それぞれ特性、不足すると出る症状は異なります。

投稿日:2020年10月14日 更新日:

ビタミンB1⇒脚気(かっけ)
ナイアシン⇒ペラグラ
ビタミンC⇒壊血病
ビタミンA⇒夜盲症
ビタミンB12⇒悪性貧血

ビタミンB1は、エネルギー代謝に関与しており、糖質をエネルギーとして消費する役割を持っています。チアミンともいいます。
豚肉、胚芽米、豆類に多く含まれますが、糖質ばかり摂り過ぎるとビタミンB1が不足して脚気が起こり、食欲不振、吐き気、神経系障害、食欲不振、不眠、末梢神経の障害などがみられるようになります。

ビタミンB2は、脂質のエネルギー代謝に関与し、不足すると発育不良、舌炎、口内炎などが起こりやすくなります。

ナイアシン(ビタミンB3)は、レバー、肉・魚類・きのこに多く含まれ、エネルギー代謝を補助します。不足するとペラグラが起こり、口内炎、下痢や便秘などが起こりやすくなります。

ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に関与し、不足すると皮膚炎、口内炎などが起こりやすくなります。

ビタミンCは、いちご、かんきつ類、柿、野菜などに多く含まれ、コラーゲンの生成を促進したり免疫力を向上させたりします。重度に不足するとコラーゲンが生成されず、血管ががもろくなって出血しやすくなります。これを壊血病といいます。

ビタミンB12は、貧血予防や発育促進に関与し、不足すると悪性貧血が起こりやすくなります。

ビタミンAは、緑黄色野菜やレバーに多く含まれ、視力を維持したり発育を促進させたりします。不足すると暗い所で物が見えにくくなる夜盲症が起こります。

-典座教訓の実践
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