感染症は、感染源、感染経路、宿主の3つの要因がそろうことで成立します。
感染症対策によって、要因のうちのどれかを取り除き感染症を予防します。①感染源対策・感染症の原因に近づかない患者の隔離、嘔吐物、排泄物、血液など感染症の原因となる可能性のものに、素手で触らない・感染源を取り除く(熱湯をかける、消毒液につける)②感染経路の種類・接触感染:手指、食品、機器などを媒介とする・空気感染:せき、くしゃみ、会話などで感染・飛沫感染:咳、くしゃみなどで伝播。空気中に浮遊し、飛散する。対策(感染経路の遮断):手洗い、手指消毒、マスク、うがい、エプロン、手袋など③感受性対策:宿主(ヒト)の免疫力向上・予防接種をして免疫力を高める・十分な栄養と休養をとる