1類感染症は、1~5類の中でも最も危険性が高い感染症です。1類感染症は極めて危険性の高い感染症で、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱があります。
エボラ出血熱は致死率が25~90%の危険な感染症で、1類感染症に指定されています。2類感染症は危険性の高い感染症で、急性灰白髄炎、結核、ジフテリア、SARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)、鳥インフルエンザがあります。3類感染症には、コレラ、赤痢、腸管出血性大腸菌感染症など、感染が起こると特定の職業で営業が制限されるものが分類されています。新型コロナウイルス感染症(COVID−19)は、令和5年5月8日より5類感染症に分類されています。(令和5年5月7日までは2類・新型インフルエンザ等感染症に分類されていました。)