煙の中の健康上最も有害な成分は、一酸化炭素・ニコチン・タールです。
ニコチンには発がん性はないですが、依存性があります。
タールには発がん性がありますが、依存性はありません。
「健康日本21(第二次)」では、以下のような具体的な目標を掲げています。
・成人の喫煙率の減少(12%目標)
・未成人者の喫煙をなくす(0%目標)
・妊娠中の喫煙をなくす(0%目標)
健康への影響は、がん・高血圧・心疾患・脳血管疾患・気管支炎など、数多くの疾病とかかわりがあります。
特に、肺がん・虚血性心疾患・慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関係が大きく、周囲の非喫煙者への影響も大きいです。
妊婦の場合、胎児への影響は大きく、喫煙(能動・受動)により、乳幼児突然死、低出生体重児がみられます。