小麦粉のたんぱく質含有量は、薄力粉 < 中力粉 < 強力粉 です。

投稿日:2020年10月13日 更新日:

小麦粉は、グルテンの量が多いものから、強力粉、中力粉、薄力粉と分かれています。
グルテンが多いほど粘りや弾力が出るため、それぞれ適した料理が違います。

「薄力粉」はたんぱく質含有量が低いので粘りや弾力性が出にくく、天ぷらの衣、クッキー、ケーキなどに用いられています。空気を含ませ膨らませるケーキ類に適しています。

「中力粉」は適度な粘りによるコシとやわらかさがあり、うどんなどに適しています。

「強力粉」はたんぱく質含有量が高いので粘りや弾力性が出やすく、パン、ピッツァなどの生地に用いられています。

「デュラム小麦」は普通小麦の祖先になる小麦です。デュラム小麦はたんぱく質を多く含んでおり、たんぱく質含有量が高いので粘りや弾力性が出やすく、ゆでても形が崩れないコシの強さがあり、パスタに用いられています。

-典座教訓の実践/食品学
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