・「クッキー」生地の焼き色は、アミノカルボニル反応によって褐変したものです。
アミノカルボニル反応(メイラード反応)は、たんぱく質やアミノ酸、ブドウ糖や麦芽糖などの糖類を一緒に加熱した時に起こる現象です。焼き菓子、かば焼き、しょうゆの褐色は、カルボニル反応によるものです。
・「生ふ」は、小麦粉中のグルテンを利用した生地です。グルテンは、小麦粉に水を加えてこねたときにできる、粘弾性のあるたんぱく質のかたまりです。
・「折りこみパイ」は、小麦粉、バター、塩を混ぜ合わせた生地です。塩には小麦粉のグルテンを引き締め、しっかりした生地を作る役割があります。
・「クレープ」は、生地を寝かせてから使用することで、薄く広げるときに破れにくくなります。