熱の伝わり方の方法と伝熱形式及び調理法の組み合わせ

投稿日:2020年10月16日 更新日:

熱の伝わり方には「伝導伝熱」「対流伝熱」「放射伝熱」があります。

・伝導伝熱
鍋やフライパンに食品を接触させ、高温である鍋やフライパンの熱が、低温である食品の表面から徐々に内部に伝わっていく状態です。
(鉄板上で食材を加熱 ―― 伝導伝熱 ―― 焼く)

・対流伝熱
空気や水蒸気、水や油などを熱し、動く気体や液体を食品に接触させることで熱を伝えることです。
(鍋中の油脂を加熱 ――― 対流伝熱 ―― 揚げる)
(鍋中の水を加熱 ―――― 対流伝熱 ―― ゆでる)

・放射熱
熱が電磁波によって直接伝わるため、物質や液体を介す必要がありません。
例えば、炭を使って、魚を直火で焼く場合がこれにあたります。
(直火で食材を加熱 ――― 放射伝熱 ―― 焼く)

-典座教訓の実践/調理理論
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