生活習慣病は「長年にわたる生活習慣のゆがみの蓄積によって発症する疾病」の総称です。ちなみに、長年の生活習慣が影響して発症することから、以前は「成人病」と呼ばれていました。
習慣的な食塩の過剰摂取は血圧を上昇させ、高血圧症を招きます。
また、高血圧症になると動脈に大きな負担がかかるため、脳血管疾患、虚血性心疾患が発症・重症化しやすくなります。
そして、塩分は胃の粘膜を傷つけるため、過剰摂取すると胃がんの発症リスクが高まります。
糖尿病は、エネルギーの過剰摂取や運動不足、インスリンの分泌不足によって、血糖値が常に高い状態になってしまう病気です。
糖尿病の発症を予防するには、日常的に規則正しい食生活、適度な運動を心がけて血糖値の上昇を抑える必要があります。