調理によるビタミン類の変化について

投稿日:2020年10月16日 更新日:

・ビタミンAは、水溶性ではなく脂溶性のため、千切りにんじんを水にさらしても水に溶けて損失することはありません。

 ビタミンC、ビタミンB群等が水溶性ビタミンにあたります。 

・きゅうりを切るとアスコルビン酸酸化酵素が活性化し、ビタミンCを破壊させます。
これは、ビタミンCを酸化型ビタミンCへと変異させた状態で、
体内に入るともとの還元型ビタミンCへ戻るため、摂取する栄養素としては変化はありません。

・脂溶性ビタミンはビタミンA,D,K,Eで、これらは油脂を加えることで溶けて安定します。

・果物の生ジュースは、ビタミン類の摂取に優れています。
果物に多く含まれるビタミンCは、熱に弱く酸化しやすいため、
生のまま摂取することで栄養素の損失を抑えることができます。

-典座教訓の実践/調理理論
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