「こころの時代」で放映されたものより
(前略)青山:今の一当は、今初めて一度当たることができた。今初めて矢が的に当たることができたのは、過去の百回千回の失敗にめげずに、一度一度を大事に努めることによって、熟して、やっと今一度当たることができたぞ、と。「今の一当は過去の百不当の力なり。百不当一老なり」と。「一当」を「老」と書いているところに意味がありますわね。日本で「老」というのは、「老醜」とか、あんまりいい言葉に使われませんが、本来は「長老」「大老」「老練」「老師」円熟の意味ですわな。ですから不当一百回千回の失敗にめげずに、一度一度大事にやり続ける。そうすることによって、熟して、今一度当たることができた、というような、時間を掛けて...