食用の油脂は色々な種類があり、原料によって植物性と動物性に分けられます。主成分の中性脂肪を構成する脂肪酸の種類や含有量により性質が異なり、常温(20℃)で液体は油、固体のものを脂と呼んでいます。

投稿日:2020年10月13日 更新日:

動物油脂は飽和脂肪酸を多く含みます。
植物油脂は一般的に不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

不飽和脂肪酸は融点が低く溶けやすいのが特徴です。
不飽和脂肪酸のリノール酸などの必須脂肪酸は人の成長や発育を促し,血中コレステロールの低下、血栓予防などの働きがあります。

褐色のごま油はごま種子を焙煎してから油脂を圧搾して製造されています。
時間をかけてごま種子を煎れば煎るほど、ごま油の色は濃くなります。

エクストラバージンオリーブオイルは最も品質が高いオリーブオイルです。
エクストラバージンオリーブオイルは品質の高いオリーブの果実を圧搾した状態で香りや味、酸度などを分析と評価で基準値をクリアしたものに与えられます。

マーガリンの油脂含有率は80%以上と日本農林規格(JAS規格)で定められています。
また、その他に日本農林規格(JAS規格)では成分や製造方法なども定められています。

-典座教訓の実践/食品学
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