細菌性およびウイルス性食中毒は飲食物に食中毒を引き起こす細菌が付着していたり、汚染された飲食物を摂取したときに腹痛や嘔吐、下痢、発熱などの症状を引き起こす病気です。

投稿日:2020年10月15日 更新日:

・サルモネラ属菌による食中毒の潜伏期間は6~72時間程度です。
サルモネラ属菌は感染症で食肉や加工品、鶏肉料理、レバーなどが原因と言われ、急激な発熱が特徴で、腹痛や下痢、嘔吐の症状が起こります。

・ノロウイルスは、乾物である海苔などからでも感染が起ります。
ノロウイルスは乾燥に非常に強く、気温にも左右されますが、1カ月以上存在する可能性があります。
そのため、乾物を扱う場合でもしっかりとした衛生対策を行う必要があります。

・黄色ブドウ球菌に存在するエンテロトキシンと呼ばれる毒素は、加熱処理や煮沸処理でも破壊されず、不活性化しません。
黄色ブドウ球菌は毒素型で、たんぱく質に富んだ食品に多く、あん類やシュークリームなどが原因と言われ、潜伏期間は1~5時間程度で嘔吐や吐き気、下痢、腹痛の症状を起こします。

・カンピロバクターは、加熱不十分の肉や食肉製品、生乳、細菌を含んだ牛乳などが原因です。
カンピロバクターは感染型で潜伏期間1日~10日と長いのが特徴で、下痢や腹痛、発熱の症状を起こします。

-典座教訓の実践
-, , ,



Copyright © 2017 - 2024 寺院センター All Rights Reserved.