ウェルシュ菌は人の腸管内に常在する、偏性嫌気性(酸素がない状態でのみ発育する)の芽胞形成菌です。
芽胞は熱に強く、加熱しても完全に死滅することはありません。ウェルシュ菌の潜伏期間は8~20時間で、12時間前後のことが多いです。ウェルシュ菌食中毒の主な症状は、下痢・腹痛です。吐き気、嘔吐は少なく、発熱もあまりみられません。ウェルシュ菌食中毒の原因食品は、前日に作ったカレー、シチューなどの煮込み料理、そうめんつゆなどが多いです。ウェルシュ菌は嫌気性で酸素が少ない環境を好むため、予防法は食品をかき混ぜて、酸素を送り込むことと、急速に冷却することが必要です。