・紅茶に含まれる「テアフラビン」という色素は、酸性に傾くと無色になる特性を持っています。
レモンを入れると、レモンに含まれるクエン酸に反応し、紅茶の色が薄くなります。
・紅茶のクリームダウンは、アイスティーを作る時にみられる現象です。
熱い紅茶を冷却する際に、温度が下がるにつれ、紅茶の主成分であるタンニンとカフェインが結合することで、白く濁って見えることから起こります。
急冷することで、クリームダウンを防ぐことができます。
・紅茶は、沸騰直後のお湯を使用します。
ぬるかったり、熱すぎたりすると、紅茶の香気成分がよく出ないためです。
また、沸騰した湯であれば対流し、茶葉がポットの中でよく動くので、美味しい紅茶をいれることができます。
蒸らし時間は、小さな茶葉で約2~3分、大きな茶葉で約4分が目安です。
・紅茶は、発酵茶です。
不発酵茶:茶葉を発酵させないで作ったお茶(緑茶など)
半発酵茶:発酵を途中で止めて作ったお茶(ウーロン茶など)
発酵茶:茶葉を完全に発酵させたお茶(紅茶など)