砂糖を添加した際の特性の変化について

投稿日:2020年10月16日 更新日:

砂糖は甘味を付ける役割があるほか、以下の特性があります。

【アミノカルボニル反応(メイラード反応)】
褐変反応ともいう。砂糖を加えて加熱すると、食品のたんぱく質、アミノ酸が褐変し、香ばしい焼き色になる。

【防腐作用】
微生物の増殖を抑える。ジャムやようかんなど。

【泡の安定】
泡立てた卵白やクリームの泡を安定させる。

【でんぷんの老化防止】
でんぷんの老化を防ぎ、すし飯、パンなどをしっとり保つ。

【肉を柔らかくする効果】
保水作用でコラーゲンと水分を結び付け、肉を柔らかくする。

【熱凝固性の抑制】
たんぱく質を加熱しても硬くなりすぎず、柔らかく仕上げる。

【発酵の促進】
イースト菌の発酵を促進させる。

【食品の造形】
スポンジケーキやマシュマロに弾力を持たせ、形を保たせる。

-典座教訓の実践/調理理論
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