典座教訓の実践/調理理論 紅茶の調理特性について 『仏祖の家常は喫茶喫飯のみなり。』(「正法眼蔵」家常(かじょう)より)お茶を飲んだり食事をしたりということは、日常生活の中ではごく当たり前の出来事ですが、そこにこそお釈迦様や祖師たちが伝えて来た仏法の尊さが宿るという教えです。曹洞宗は鎌倉時... 2025.08.17 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 調理と香りについて 『諸々の色かたち・音声・味・香り・触れられるものは、人々をすっかり酔わせるものである。これらのものに対する欲望を慎んで、定められた時に、朝食を得るために村に入れよ。そうして修行僧は、定められた時に施しの食物を得たならば、ひとり退いて、ひそか... 2025.08.16 典座教訓の実践/調理理論
つぶやき 典座教訓の実践として、調理する人が知っておかなければいけない知識をまとめています。公的な資格としては調理師がありますが、典座=調理師ではないものの、現代の調理に欠かせない知識です。 2024.10.12 つぶやき典座教訓の実践/公衆衛生学典座教訓の実践/栄養学典座教訓の実践/調理理論典座教訓の実践/食品学典座教訓の実践/食品衛生学
典座教訓の実践/調理理論 加熱調理操作には「乾式加熱」と「湿式加熱」「誘電加熱」があります。 ・乾式加熱(水を使わず加熱する)・・・焼き物、揚げ物、炒め物・湿式加熱(水を利用して加熱する)・・・煮物、ゆで物、汁物、蒸し物・誘導加熱(電子レンジ)さらに、焼き物は「直火焼き」と「間接焼き」に分けられます。・直火焼き(熱源の放射熱を食品に... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 膨張剤について ・重曹(炭酸水素ナトリウム)・・・炭酸水素アンモニウムの水溶液は、加熱すると炭酸ガス(二酸化炭素)とアンモニアガスが発生します。・塩化アンモニウム・・・塩化アンモニウムの水溶液は、加熱するとアンモニアガスが発生します。豆腐をつくるときに豆乳... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 砂糖を添加した際の特性の変化について 砂糖は甘味を付ける役割があるほか、以下の特性があります。【アミノカルボニル反応(メイラード反応)】褐変反応ともいう。砂糖を加えて加熱すると、食品のたんぱく質、アミノ酸が褐変し、香ばしい焼き色になる。【防腐作用】微生物の増殖を抑える。ジャムや... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 肉類の軟化、肉の下処理について 肉類を軟化させる方法は様々で、お肉の種類に合わせた方法で使い分けます。肉質をやわらかく、おいしく調理するために軟化効果が高い食材や調味料を加えます。また、肉をたたき、繊維を崩す方法もあります。・すね肉は長時間加熱する煮込み料理で使うとコラー... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 食肉類の調理による変化について ・肉質は、筋繊維を切るようにしてから加熱すると軟化します。肉に含まれる筋繊維は、長く一定方向に伸びており、加熱によって縮まり食感が固くなります。これを切って短く分断(筋切り)したり肉を叩いたりすることで、加熱しても柔らかい食感になります。・... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 うま味成分について 食品中に含まれ、味としての刺激を与える物質をうま味物質といいます。味の種類は、甘味・酸味・塩味・苦味の4つが基本味とされています。現在では、うま味(昆布・かつお節・うま味調味料などの味)を加え、5つの基本味と考えるようになりました。【うま味... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 日本料理について ・精進料理とは、仏教の教えに基づいて殺生を避けて調理する料理です。そのため、動物性食品は用いず、出汁にはしいたけや昆布を用います。・日本料理の原点は割烹にあり、出汁を用いた煮物の技術を中心にしています。・日本料理では、季節により旬の食材を大... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論