「典座教訓の実践/調理理論」 一覧

うま味成分について

食品中に含まれ、味としての刺激を与える物質をうま味物質といいます。 味の種類は、甘味・酸味・塩味・苦味の4つが基本味とされています。 現在では、うま味(昆布・かつお節・うま味調味料などの味)を加え、 ...

日本料理について

・精進料理とは、仏教の教えに基づいて殺生を避けて調理する料理です。 そのため、動物性食品は用いず、出汁にはしいたけや昆布を用います。 ・日本料理の原点は割烹にあり、出汁を用いた煮物の技術を中心にしてい ...

お茶の入れ方、茶葉について

茶葉には非発酵茶と半発酵茶、発酵茶、後発酵茶があります。 お茶の入れ方は茶葉の種類により、湯の適正温度が異なります。 ・非発酵茶 発酵せずに作るお茶です。 緑茶(煎茶、玉露、ほうじ茶、番茶、抹茶)。 ...

電子レンジ加熱について

・ビタミンの損失は少ない。 電子レンジは短時間加熱のため、熱に弱い.ビタミンの損失を抑えることができます。 ・熱効率が良い。 電子レンジは、マイクロ波によって、食品内の水分子を振動させることで、熱を発 ...

香辛料について

香辛料は、独自の芳香や辛味を持ち、「スパイス」とも呼ばれています。 香辛料は、辛味や香味を持ち、料理に芳香や風味、色を付け、食材のくさみをとる目的で使われ、食欲を増進させます。 ・辛味をつけるもの・・ ...

油脂が劣化して、食用にならなくなる現象を変敗といいます。

変敗とは、食品の味や色など品質が変化し、食用には適さなくなることをいいます。 狭義では科学的要因による変化を変敗とよび、油が酸化して変質してしまうのはこれに当たります。 一方、たんぱく質が変質すること ...

かきたま汁について

かきたま汁はシンプルでありながら、調理技術によって仕上がりが変わってくる料理です。 かきたま汁は、醤油や塩で調味しただしに片栗粉もしくは葛粉を加えてとろみをつけ、 汁が沸騰させた状態で溶き卵を糸をたら ...

調理によるビタミン類の変化について

・ビタミンAは、水溶性ではなく脂溶性のため、千切りにんじんを水にさらしても水に溶けて損失することはありません。  ビタミンC、ビタミンB群等が水溶性ビタミンにあたります。  ・きゅうりを切るとアスコル ...

凝固剤の特徴について

・寒天 原料は紅藻類(テングサなど)。熱可逆性を持ち、加熱すると溶け、冷却するとゲル状に固まります。 ところてん、水ようかんなど。 ・ゼラチン 原料は牛、豚などの皮や骨、腱のコラーゲン。砂糖を入れると ...

ゼラチンゼリーについて

・ゼラチンに砂糖を加えると、ゼリー強度は高くなり、崩れにくくなります。 また、酸の強い物を加えると、ゼリー強度は低くなります。 ・ゼラチン濃度が高いほど、ゼリー強度は高くなり、崩れにくくなります。 ・ ...



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