典座教訓の実践/栄養学 食物繊維はヒトの腸内でほとんど分解・吸収されない成分で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられ、それぞれ性質が異なります。 水溶性食物繊維・・・血清コレステロール・血糖の上昇抑制作用などがある(グルコマンナン・ペクチンなど)不溶性食物繊維・・・排便を促進する作用がある(リグニン・キチン・セルロースなど)「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食物繊維の「目... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 思春期は成長が最も著しい時期の一つであり、身体的な変化や発育が急速に進む時期です。 この時期には、体格の変化やホルモンの分泌の増加により、エネルギーと栄養素の需要が高まります。特に、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要とされます。思春期の適切な栄養摂取は、健康な発育や成長、免疫機能の維持に重要で... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 カルシウムは乳製品や緑黄色野菜、堅果類などの食品に多く含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成と強化に重要な役割を果たし、神経伝達や筋肉収縮などの生理機能にも不可欠です。 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 たんぱく質は、筋肉、血液、臓器、皮膚、髪など組織を作る材料に使われる栄養素です。ただし、主要なエネルギー源である糖質や脂質が不足すると、たんぱく質もエネルギー源として使われていきます。 5大栄養素の糖質・たんぱく質・脂質・ミネラル(無機質)・ビタミン類については、それぞれの特徴をおさえておきましょう。どのミネラルも体内ではつくることができず、毎日の食事から摂取する必要があります。また、5大栄養素のうち、熱やエネルギーのもと... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 炭水化物のうち、ショ糖やでん粉といった糖質は、体内で1g当たり4kcalのエネルギーを発生します。 ・炭水化物 4kcal/g・たんぱく質 4kcal/g・脂質 9kcal/g 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 思春期の女子においては、月経による血液の損失や急激な成長による代謝の増加などの要因から、鉄の需要が増加します。 特に、月経による鉄の損失は重要な要因です。鉄は血液中のヘモグロビンやミオグロビンの構成要素であり、酸素の運搬や貯蔵に重要な役割を果たします。鉄の不足は貧血などの健康問題を引き起こす可能性があります。 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 骨粗しょう症は、骨密度や骨質が低下して骨が折れやすくなる病気です。 外出して日光を浴びることがない、運動をあまりしない人は、骨の代謝バランスが崩れ、新しい骨が形成されなくなって骨粗しょう症を引き起こしてしまいます。骨粗しょう症の予防対策は、子どものときから適度に日光に当たりよく運動をすることが大事です。骨は... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 人体の構成成分の成人男女の平均的な割合は水分が60~70%、たんぱく質15~20%、脂質13~20%、ミネラル(無機質)5~6%、糖質1%程度です。 たんぱく質は人体に約16%含まれます。また、食事からはエネルギーに対して13~20%の割合で摂取するすることが推奨されています。脂質は人体に約16%含まれます。また、食事からはエネルギーに対して20~30%の割合で摂取するすることが推奨され... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 「日本人の食事摂取基準」は、健康増進法(平成14年法律第103号)第16条の2に基づき、厚生労働省が定めたものです。「日本人の食事摂取基準」は5年ごとに改正されます。 栄養素の指標は、摂取不足の回避を目的として「推定平均必要量」を設定しています。推定平均必要量は、半数の人が必要量を満たす量です。十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合は、「目安量」を設定しています。過剰摂取によ... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学