「典座教訓の実践/公衆衛生学」 一覧

第二水俣病(新潟水俣病)は、新潟県阿賀野川流域で、メチル水銀化合物が原因で発生しました。

メチル水銀は工場汚染水から魚などに蓄積し、それを食した人体に蓄積することで中毒症状がでます。

適度な身体活動・運動は、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを低減する効果があります。

定期的な運動は、血圧を正常範囲に保ち、血管の柔軟性を高めることができます。また、運動によって血糖値のコントロールが改善され、糖尿病の発症リスクが低減します。

生物化学的酸素要求量(BOD)は最も一般的な水質指数で、水中の有機物を微生物が分解するために必要とする酸素量です。

この生物化学的酸素要求量の数値が高ければ、微生物が多くの酸素を消費して水中の有機物を分解していることになり、その結果、水中の有機物が多いことを意味しており水質汚濁が進んでいることになります。

光化学オキシダントの原因物質は、窒素酸化物、炭化水素です。

工場の煙や自動車の排気ガスなどに含まれている窒素酸化物や炭化水素が、 太陽からの紫外線を受ると光化学反応を起こし、オゾンを主成分とし、 パーオキシアセチルナイトレートなどが生成されます。 これらの酸化 ...

疾病の予防活動で一次予防に位置づけられる方策として健康増進・疾病リスクの低減があります。

疾病の予防活動は発病の阻止だけを意味するものではなく、疾病の進行段階における予防活動全体も含まれます。 早期発見や早期治療は疾病予防活動の二次予防に入ります。 重症化予防は特定保健指導の対象者を増やさ ...

イタイイタイ病は、富山県の神通川流域で、カドミウムが原因で発生しました。

カドミウムは亜鉛と似た物質です。体内に腎臓に蓄積することで、人体に被害をもたらします。

日本脳炎は、蚊によって媒介されるウイルス性の疾患であり、主に夏から秋にかけて発生します。

化学的酸素要求量(COD)は代表的な水質指数で、水中の被酸化性物質を酸化させるために必要な酸素量です。

化学的酸素要求量が高ければ有機物が多く、水質が悪いことを表しており、海域や湖、沼などの環境や排水基準に用いられています。

フロンはオゾン層を破壊する物質です。

フロンは、人類が発明した人工物質で、1928年に、冷蔵庫などの冷媒として開発されました。 現在では、オゾン層破壊の原因物質、温室効果ガスであることから、 先進国を中心に、使用が制限されています。 海洋 ...

食育基本法を所管するのは農林水産省です。

食育基本法は食育に関する取り組みを推進するために制定された全33条から成り立っている法律です。食育基本法は食育の推進に関する施策の実施にあたり国の責務と定めています。 内閣府は食育推進業務として201 ...



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