典座教訓の実践/公衆衛生学

典座教訓の実践/公衆衛生学

人口静態統計は一定の日時における人口集団の特性を数字的に表したものです。代表的な統計には、5年ごとに行われる国勢調査がある。人口静態統計は5年ごとの国勢調査により集計したものになります。また、人口静態統計には高齢比率や老年人口指数、老年化指数などが含まれた統計です。

典座教訓の実践/公衆衛生学

健康増進法には、大きく次の5つの事が書かれています。

健康増進法には、大きく次の5つの事が書かれています。1、国民健康・栄養調査等2、保健指導等3、特定給食施設等4、受動喫煙の防止5、特別用途表示、栄養表示基準等健康増進法は、国民の健康増進を総合的に推進するために基本的な事項を定めています。多...
典座教訓の実践/公衆衛生学

保健所を設置できる地方自治体には、主に「都道府県」「23特別区」「地域保健法施行令により指定された市」があります。これらの自治体は、地域の健康管理や衛生活動を担当する役割を果たしており、それぞれの範囲で保健所を設置しています。

典座教訓の実践/公衆衛生学

【オタワ憲章とヘルスプロモーション】 カナダのオタワで1986年開催された国際会議で「オタワ憲章」が提唱されました。その中で、ヘルスプロモーションについて「自らの健康をコントロールし、より良くするようにできるためのプロセス」と定義しています。 また、健康になるためには「平和、住居、教育、収入、安定した環境、持続可能な資源、社会的公正と公平等」の8つが必要としています。

ヘルスプロモーションは、WHO(世界保健機関)によって、1986年にオタワ憲章で提唱されました。先進国を対象として、提唱されました。「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されており、...
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健康増進法は、国民の健康維持の総合的な推進に関した基本的事項を定め、国民保健の向上を図ることを目的とした法律です。以前は受動喫煙対策が努力義務として盛り込まれていましたが、2018年には義務化に改正、2020年に施行されました。

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喫煙の健康影響と喫煙率

煙の中の健康上最も有害な成分は、一酸化炭素・ニコチン・タールです。ニコチンには発がん性はないですが、依存性があります。タールには発がん性がありますが、依存性はありません。「健康日本21(第二次)」では、以下のような具体的な目標を掲げています...
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「公衆衛生」は、特定の人を対象にするのではなく、すべての地域の人を対象として、身体的・精神的な健康を維持するため組織的におこなう衛生活動のことです。

母子保健や学校保健など、妊産婦や児童を対象とした衛生教育や健康診断なども公衆衛生の領域に含まれますが、公衆衛生はそれだけに特定しているわけではありません。
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WHOの健康の定義。 健康とは、「肉体的」「精神的」「社会的」に良好な状態である。

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感染症は3つの発生要因である①感染源、②感染経路、③感受性がそろった場合に引き起こされる疾病です。

公衆衛生学の疾病予防では感染症は病原体が人体に入ることで引き起こされる疾病です。しかし、感染症は必ずしも発病するわけではなく、健康状態や環境状況により変化します。感染症は人から人へ直接もしくは間接的に感染します。主な病原体には、ウイルスやク...
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1類感染症は、1~5類の中でも最も危険性が高い感染症です。1類感染症は極めて危険性の高い感染症で、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱があります。

エボラ出血熱は致死率が25~90%の危険な感染症で、1類感染症に指定されています。2類感染症は危険性の高い感染症で、急性灰白髄炎、結核、ジフテリア、SARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)、鳥インフルエンザがあります。...