典座教訓の実践/栄養学

体内で合成できない9種類のアミノ酸を、必須アミノ酸といいます。トリプトファン、リジン、イソロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、ロイシン、メチオニン、スレオニンです。必須アミノ酸は動物性たんぱく質に多く含まれています。

典座教訓の実践/栄養学

「日本人の食事摂取基準」は、健康増進法(平成14年法律第103号)第16条の2に基づき、厚生労働省が定めたものです。「日本人の食事摂取基準」は5年ごとに改正されます。

栄養素の指標は、摂取不足の回避を目的として「推定平均必要量」を設定しています。推定平均必要量は、半数の人が必要量を満たす量です。十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合は、「目安量」を設定しています。過剰摂取によ...
典座教訓の実践/栄養学

炭水化物のうち、ショ糖やでん粉といった糖質は、体内で1g当たり4kcalのエネルギーを発生します。

・炭水化物 4kcal/g・たんぱく質 4kcal/g・脂質 9kcal/g
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アミロペクチンはぶどう糖が多数結合したものです。アミロペクチンは、消化されるとぶどう糖を生じます。

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セルロースは、食物繊維の主要成分です。ヒトはセルロースの消化酵素を持たないため、セルロースは消化分解されず、排便されます。

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グリコーゲンは、生物(動物)の主に肝臓と筋肉に含まれている多糖類で、活動するためのエネルギー源になっています。

「多糖類」は糖1個からなる「単糖」がたくさん結合したものです。グリコーゲンは単糖類のグルコース(ブドウ糖)が結合したものです。必要な時に、グリコーゲンがぶどう糖に分解され、エネルギーとなります。また、肝臓にあるグリコーゲンは、血糖維持の役割...
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たんぱく質は、単純たんぱく質、複合たんぱく質、誘導たんぱく質の3つに分類できます。

・単純たんぱく質:アミノ酸のみで構成されたたんぱく質・複合たんぱく質:アミノ酸以外の化合物を含むたんぱく質・誘導たんぱく質:単純たんぱく質や複合たんぱく質が、熱や酵素により変性されたものグルテニン は、単純たんぱく質です。不溶性で、酸やアル...
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胃は、食後に内容物をかゆ状にして一時的にためてから、消化の進行に合わせて少しずつ十二指腸へ送り出していきます。 胃では消化酵素ペプシンが分泌されます。ぺプチンはたんぱく質を小さな分子(ペプトン、プロテオース)に分解します。

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ビタミンCの特性

・野菜や果物に多く含まれる(生のレバーにも含まれる)・水溶性で、熱に弱い・空気に触れると酸化する (体内では抗酸化作用を持つ)・コラーゲンを生合成する・消化管における鉄の吸収率を高める・ヒトの体内では生成できないため、食品から摂取する必要が...
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鉄のほとんどは、血液中に存在し、酸素の運搬等の役割にかかわっています。

筋肉中にも存在し、血液中の酸素を筋肉へと取り込む役割をしています。欠乏すると貧血を発症します。これを鉄欠乏性貧血といいます。過剰に摂取した場合は、鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)を発症します。消化管における吸収率は、良質たんぱく質とともに摂取...