典座教訓の実践/公衆衛生学 2.5μm(マイクロメートル)以下の微小粒子状物質(PM2.5)は大気中に存在する浮遊物の中でも、2.5μm以下の非常に小さな微小粒子状の物質です。 微小粒子状物質には炭素や硝酸塩、硫酸塩、アンモニア塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの化学物質の元素が含まれ、人間が吸引するとぜん息や気管支炎など呼吸器系の疾患や肺がん、循環器系への悪影響を及ぼします。発生源は、工場、自動車、船、海塩... 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 化学的酸素要求量(COD)は代表的な水質指数で、水中の被酸化性物質を酸化させるために必要な酸素量です。 化学的酸素要求量が高ければ有機物が多く、水質が悪いことを表しており、海域や湖、沼などの環境や排水基準に用いられています。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 生物化学的酸素要求量(BOD)は最も一般的な水質指数で、水中の有機物を微生物が分解するために必要とする酸素量です。 この生物化学的酸素要求量の数値が高ければ、微生物が多くの酸素を消費して水中の有機物を分解していることになり、その結果、水中の有機物が多いことを意味しており水質汚濁が進んでいることになります。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 溶存酸素量(DO)は採取した水に大気中の酸素がどれだけの濃度で溶け込んでいるかを知ることができる値です。 水中の生物や微生物も酸素を必要としており、溶存酸素量が少なくなると活動が滞り、生物や微生物の腐敗などが進みやすくなり自然浄化作用の機能が働かなくなります。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 大気汚染の状況を示す検査項目は環境基準で定められた二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント、二酸化窒素の5項目です。 公衆衛生学の中でも環境衛生は人間と環境の関わり合いについて学ぶ項目です。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 麻しんの病原体はウイルスに属し、直接と間接伝播の両方の感染経路を持ち、接触や飛沫、空気感染で引き起こされる感染症です。 複数の感染経路を持つ麻しんは人から人へ感染が伝播するため、感染力が非常に強く、免疫を持たない人は、ほぼ確実に発症すると言われています。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 エイズの病原体はウイルスに属し、直接伝播の直接感染経路で引き起こされる感染症です。 直接感染経路とは感染源に直接接触することで感染します。主な感染経路は性行為や血液、母乳などです。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 インフルエンザの病原体はウイルスに属し、直接伝播の飛沫や直接感染経路で人体に侵入して引き起こされる感染症です。 飛沫感染経路とは人間によるくしゃみや咳などにより、気管から人体に侵入して感染します。直接感染経路は感染源に直接接触することで引き起こされる感染症です。主に人の手やドアノブ、つり革などを介して感染源に触れることで手にウイルスが付着した状態で口... 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 コレラの病原体は細菌に属し、間接伝播の経口感染経路で人体に入ることで引き起こされる感染症です。経口感染経路とは汚染された食物や飲料水、もしくは汚染された食器や血液製剤などで感染します。 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学
典座教訓の実践/公衆衛生学 感染症は3つの発生要因である①感染源、②感染経路、③感受性がそろった場合に引き起こされる疾病です。 公衆衛生学の疾病予防では感染症は病原体が人体に入ることで引き起こされる疾病です。しかし、感染症は必ずしも発病するわけではなく、健康状態や環境状況により変化します。感染症は人から人へ直接もしくは間接的に感染します。主な病原体には、ウイルスやク... 2020.10.12 典座教訓の実践/公衆衛生学