「 感染 」 一覧

E型ウイルス肝炎は、E型肝炎ウイルスによって引き起こされる感染症で、感染源は主に汚染された飲料水や食品です。特に発展途上国でよく見られます。

C型ウイルス肝炎は、C型肝炎ウイルスによって引き起こされますが、主な感染経路は血液感染であり、飲食物を介して感染することはほとんどありません。

クリプトスポリジウムは飲料水から感染する原虫です。加熱殺菌が可能ですが「耐塩素性病原微生物」であるため、塩素消毒をしても死滅しません。そのため、水道水がクリプトスポリジウムに汚染されると集団感染が発生する危険性が高まります。

国内最初の集団感染は1994年に神奈川県で発生しました。以降も件数は少ないものの全国で集団感染が報告されています。 クリプトスポリジウムは塩素で死滅しないため、塩素で病原体を消毒している水道水にひとた ...

ベロ毒素は主に食肉や一般食品が原因で引き起り、腸管出血性大腸菌とも言われ、赤痢菌が産生するベロ毒素で激しい腹痛や水様性の下痢、血便を起こします。

食中毒菌の中では最小で、潜伏期間は4~9日間程度で発症して1~2日間後に出血性下痢を起こします。 乳幼児や高齢者が感染すると腎臓障害を引き起こし、場合によっては死亡することもあります。

細菌性およびウイルス性食中毒は飲食物に食中毒を引き起こす細菌が付着していたり、汚染された飲食物を摂取したときに腹痛や嘔吐、下痢、発熱などの症状を引き起こす病気です。

・サルモネラ属菌による食中毒の潜伏期間は6~72時間程度です。 サルモネラ属菌は感染症で食肉や加工品、鶏肉料理、レバーなどが原因と言われ、急激な発熱が特徴で、腹痛や下痢、嘔吐の症状が起こります。 ・ノ ...

令和元年において、食中毒の発生事件数が最も多かったのは3月の117件です。次いで4月の107件、10月の103件が続きます。

梅雨から夏にかけては細菌が増えやすいため細菌性食中毒、 冬はノロウイルス等ウイルス性食中毒の発生率が上がります。 その他の季節にはキノコなど食材による自然毒の発生件数が多いです。 原因食品別発生状況の ...

セレンが欠乏すると心筋症や不整脈、易感染性、貧血、筋力低下などを引き起こす可能性があります。セレンはマグロやワカサギ、イワシ、たらこ、タラ、ネギ、穀物に多く含まれています。

患者調査は、医師又は歯科医師の診療を受けた者のことを対象とした調査です。

患者調査は、病院および診療所を利用する患者について、その傷病の状況などを明らかにし医療行政の基礎資料を得ることを目的としています。 患者調査は、感染症患者の統計ではないことが注意点です。

腸管出血性大腸菌

腸管出血性大腸菌 ・第3類感染症である。 ・診断した医師は直ぐに、保健所に届け出ることが義務づけられている。 ・ベロ毒素を作る。 ・取り込んだ菌の数が少なくても発症する。 ・酸に強く、熱に弱い(胃酸で ...

3類感染症に指定されているのは、コレラ・赤痢(細菌性赤痢)、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフスです。



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