たんぱく質

典座教訓の実践/食品衛生学

食品のたんぱく質や糖によって分解され、有用な食品に変質することを「発酵」といいます。

「発酵」とは、酵母やカビなどの食用微生物と食品を組み合わせ、酵素反応を利用して人にとって有益なもの(都合が良いもの)に変えることです。「酸敗」は脂質が酸化により劣化した状態で、有用な変質ではありません。「変敗」は食品中の糖質や脂肪が分解され...
典座教訓の実践/食品衛生学

食品や器具の殺菌消毒に関する記述

・煮沸消毒は、沸騰状態(100℃)の湯の中で、5分間以上煮る方法です。ふきん、スポンジ、タオル、はし等の消毒に適しています。・紫外線殺菌は、殺菌灯を包丁、まな板などに照射する方法で、太陽光線よりも強い殺菌効果が得られます。・低温殺菌法は、6...
典座教訓の実践/栄養学

炭水化物のうち、ショ糖やでん粉といった糖質は、体内で1g当たり4kcalのエネルギーを発生します。

・炭水化物 4kcal/g・たんぱく質 4kcal/g・脂質 9kcal/g
典座教訓の実践/栄養学

思春期は成長が最も著しい時期の一つであり、身体的な変化や発育が急速に進む時期です。

この時期には、体格の変化やホルモンの分泌の増加により、エネルギーと栄養素の需要が高まります。特に、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要とされます。思春期の適切な栄養摂取は、健康な発育や成長、免疫機能の維持に重要で...
典座教訓の実践/栄養学

体内で合成できない9種類のアミノ酸を、必須アミノ酸といいます。トリプトファン、リジン、イソロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、ロイシン、メチオニン、スレオニンです。必須アミノ酸は動物性たんぱく質に多く含まれています。

典座教訓の実践/栄養学

消化液には唾液、胃液、膵液、胆汁、腸液などがあり、たんぱく質、炭水化物、脂肪を分解して小さな分子にし、消化・吸収しやすい形にしています。

唾液には、でんぷんの分解酵素が含まれています。唾液には、プチアリン(唾液アミラーゼ)という消化酵素が含まれ、多糖類のでんぷんを二糖類の麦芽糖(マルトース)に分解しています。胆汁(たんじゅう)は、肝臓で作られて胆のうに貯蔵されている分泌液です...
典座教訓の実践/栄養学

リポたんぱく質は、脂質とたんぱく質の結合物質です。取り込まれるのは脂溶性ビタミンです。

水溶性ビタミンは尿中に排泄されるため、過剰症は少ないです。
典座教訓の実践/栄養学

私たちの体はたんぱく質で作られています。私たちは体内でアミノ酸や体たんぱく質を作るため、栄養バランスのとれた食事をする必要があります。

食品に含まれる食品たんぱく質、体の組織を構成する体たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されます。そして、アミノ酸には体内で合成できるものとできないものがあります。非必須(可決)アミノ酸⇒ 11種類。体内で合成できる必須(非可決)アミノ酸⇒ ...
典座教訓の実践/栄養学

魚、肉、卵、大豆や大豆製品などは、たんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は体内の筋肉や骨、そして臓器などの組織を構成する主要な栄養素です。筋肉や骨の成長や修復、さらには免疫機能の維持に不可欠です。

典座教訓の実践/栄養学

鉄欠乏性貧血症は、食事による鉄分の摂取不足、出血による鉄分の損失などが原因で起こります。

鉄欠乏性貧血症はエネルギー、たんぱく質の摂取を多くし、緑茶やコーヒーを飲み過ぎないようにします。鉄欠乏性貧血症を予防するには、鉄分を不足しないように摂取すると共に、血液を作るたんぱく質、エネルギー、各種ミネラル、ビタミン類を十分に摂取するこ...