エネルギー

典座教訓の実践/栄養学

ビタミンが不足すると欠乏症が起こります。ビタミンB群にはB1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸があり、それぞれ特性、不足すると出る症状は異なります。

ビタミンB1⇒脚気(かっけ)ナイアシン⇒ペラグラビタミンC⇒壊血病ビタミンA⇒夜盲症ビタミンB12⇒悪性貧血・ビタミンB1は、エネルギー代謝に関与しており、糖質をエネルギーとして消費する役割を持っています。チアミンともいいます。豚肉、胚芽米...
典座教訓の実践/栄養学

たんぱく質は、筋肉、血液、臓器、皮膚、髪など組織を作る材料に使われる栄養素です。ただし、主要なエネルギー源である糖質や脂質が不足すると、たんぱく質もエネルギー源として使われていきます。

5大栄養素の糖質・たんぱく質・脂質・ミネラル(無機質)・ビタミン類については、それぞれの特徴をおさえておきましょう。どのミネラルも体内ではつくることができず、毎日の食事から摂取する必要があります。また、5大栄養素のうち、熱やエネルギーのもと...
典座教訓の実践/食品学

てんさい糖、黒砂糖、和三盆が「砂糖」で、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファムカリウム、スクラロースなどが「人工甘味料」です。

アスパルテームは、二つのアミノ酸で作られている人工甘味料です。アスパルテームは、甘味度がショ糖やぶどう糖よりも高いです。人口甘味料にはアスパルテーム、サッカリン、アセスルファムカリウム、スクラロースなどがあります。これらは「高甘度甘味料」と...
典座教訓の実践/食品学

海藻類には昆布、わかめ、ひじき、モズク、海苔などがあり、主な成分は炭水化物で大部分が消化が悪い粘性ある多糖類です。また、ミネラル(無機質)成分にはカリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン、鉄、ヨウ素などが含まれています。

海藻の大部分は消化が悪く、粘性を持つ難消化性多糖類です。(対して、消化性多糖類はでんぷんやグリコーゲンなどで、不足するとエネルギー不足により疲労感や集中力の低下が見られます。)干しこんぶの表面に見られる白色粉末はマンニットと呼ばれる甘味成分...
典座教訓の実践/食品学

日本食品標準成分表2015年版(七訂)に関する記述

日本食品標準成分表2015年版(七訂)は食品中の栄養素を知ることに利用されています。また日本食品標準成分表2015年版(七訂)では各食品の可食部100gの中に含まれる栄養素の種類、量、エネルギー量を把握することが可能です。食物繊維量は水溶性...
典座教訓の実践/公衆衛生学

生活習慣病は「長年にわたる生活習慣のゆがみの蓄積によって発症する疾病」の総称です。生活習慣病には「悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患、動脈硬化、脂質異常症、糖尿病、高血圧症」が含まれます。

生活習慣病は「長年にわたる生活習慣のゆがみの蓄積によって発症する疾病」の総称です。ちなみに、長年の生活習慣が影響して発症することから、以前は「成人病」と呼ばれていました。習慣的な食塩の過剰摂取は血圧を上昇させ、高血圧症を招きます。また、高血...
典座教訓の実践/公衆衛生学

糖尿病は、すい臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンの不足により発症します。

インスリンが細胞の受容体に結合し、血液中のブドウ糖を取り込むことでエネルギー源として利用できるため、インスリンが不足すると血糖値が上昇します。