典座教訓の実践/調理理論 うま味成分について 食品中に含まれ、味としての刺激を与える物質をうま味物質といいます。味の種類は、甘味・酸味・塩味・苦味の4つが基本味とされています。現在では、うま味(昆布・かつお節・うま味調味料などの味)を加え、5つの基本味と考えるようになりました。【うま味... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 藻類の調理について こんぶは、アルギン酸という不溶性の食物繊維が含まれているので繊維質が硬く、しっかりとした食感があります。そのままだと硬いのですが、酢や食塩を加えて煮るとアルギン酸が溶解するので、こんぶが柔らかく仕上がり食べやすくなります。塩こんぶや酢こんぶ... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 寒天ゼリーについて ・寒天の原料は天草(テングサ)やオゴノリなどの紅藻類です。・寒天で作る牛乳かんの寒天濃度は、7~8%です。牛乳に含まれるたんぱく質や脂質は、寒天のゲルを阻害する働きがあるため、食感が柔らかくなります。・寒天は高温で再加熱すると再度溶解します... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/調理理論 植物性食品の色について 植物性食品の食材の色は、pHや調理方法などの条件によって変化します。・「とさかのり」は原藻時、赤褐色または茶色をしています。とさかのりを石灰水に通すと赤色に変化します。これは、とさかのりに含むフィコシアニンという色素が、アルカリ性の条件下で... 2020.10.16 典座教訓の実践/調理理論
典座教訓の実践/栄養学 カルシウムが欠乏すると骨や歯が弱くなり、幼児では骨の発育障害を引き起こし、成長が悪くなります。カルシウムは小魚や海藻、牛乳、乳製品、根菜類、緑黄色野菜などに多く含まれています。 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 ヨウ素が欠乏すると甲状腺ホルモンの生成不足により精神発達の遅滞、甲状腺機能低下症などを引き起こす可能性があります。ヨウ素は昆布やひじきなどの海藻類に多く含まれています。 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/栄養学 高血圧症は、動脈硬化、脳血管疾患、心疾患、腎臓病等を発症させる危険因子になっています。 高血圧症は大きく分けて「本態性高血圧」と「二次性高血圧」とがあります。本態性高血圧:全体の約90%を占める。生活習慣、環境、遺伝が影響して血圧が上昇する。基礎疾患といった、高血圧の原因となる特定の原因は見当たらない。二次性高血圧:腎疾患、甲... 2020.10.14 典座教訓の実践/栄養学
典座教訓の実践/食品学 機能性表示食品は機能性を分かりやすく表示した商品で、消費者が商品の正しい情報を得られるように始められた制度です。 機能性表示食品は販売前に事業者が国の定めに基づき、食品の安全性や機能性に関する科学的根拠を元に必要事項を消費者庁長官に届ければ機能性を表示できます。機能性表示食品は生鮮食品を含む、すべての食品が対象です。疾病に罹患(りかん)していない者が摂... 2020.10.13 典座教訓の実践/食品学
典座教訓の実践/食品学 海藻類には昆布、わかめ、ひじき、モズク、海苔などがあり、主な成分は炭水化物で大部分が消化が悪い粘性ある多糖類です。また、ミネラル(無機質)成分にはカリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン、鉄、ヨウ素などが含まれています。 海藻の大部分は消化が悪く、粘性を持つ難消化性多糖類です。(対して、消化性多糖類はでんぷんやグリコーゲンなどで、不足するとエネルギー不足により疲労感や集中力の低下が見られます。)干しこんぶの表面に見られる白色粉末はマンニットと呼ばれる甘味成分... 2020.10.13 典座教訓の実践/食品学