「 酸化 」 一覧

オゾンを水にとかした「オゾン水」を使う化学的消毒法は、強力な酸化力を持ち、殺菌作用、洗浄作用、脱臭作用、漂白作用を示すのが特徴です。 しかも他の消毒剤に比べて残留性が低いことから、調理器具だけでなく果物やカット野菜の消毒にも使用されています。オゾン水で消毒した食品は流水で洗い流す必要はありません。

食品の酸化、変敗の防止には、酸化防止剤が用いられます。酸化防止剤の代表例は、アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、カテキンなどが挙げられます。

食品のたんぱく質や糖によって分解され、有用な食品に変質することを「発酵」といいます。

「発酵」とは、酵母やカビなどの食用微生物と食品を組み合わせ、酵素反応を利用して人にとって有益なもの(都合が良いもの)に変えることです。 「酸敗」は脂質が酸化により劣化した状態で、有用な変質ではありませ ...

賞味期限は、未開封の場合のおいしく食べられる期間を示しています。開封後は、空気に触れ酸化したり雑菌がつき腐敗する可能性が高まるためできるだけ早く食べる必要があります。

賞味期限は、未開封の場合おいしく食べられる期間を指しており、過ぎたからといってすぐに安全性が危惧されるものではありません。 安全に食べられる期限を表したものは「消費期限」です。

食品や器具の殺菌消毒に関する記述

・煮沸消毒は、沸騰状態(100℃)の湯の中で、5分間以上煮る方法です。 ふきん、スポンジ、タオル、はし等の消毒に適しています。 ・紫外線殺菌は、殺菌灯を包丁、まな板などに照射する方法で、太陽光線よりも ...

不飽和脂肪酸を多く含む油脂は、常温で液体であることが一般的です。これは、不飽和脂肪酸が分子間の相互作用を妨げ、油脂の流動性を高めるためです。

飽和脂肪酸は不飽和脂肪酸よりも酸化しにくい性質を持っています。 これは、飽和脂肪酸の分子構造が不飽和脂肪酸よりも安定しているためです。 飽和脂肪酸には必須脂肪酸が含まれていません。 必須脂肪酸は、人間 ...

淡色野菜や果物は、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫機能を強化する働きがあります。

ビタミンCの特性

・野菜や果物に多く含まれる(生のレバーにも含まれる) ・水溶性で、熱に弱い ・空気に触れると酸化する (体内では抗酸化作用を持つ) ・コラーゲンを生合成する ・消化管における鉄の吸収率を高める ・ヒト ...

ピーマンの完熟果の色は、赤や黄色です。一般に売られているピーマンは、未熟な状態なので緑色をしています。

赤や黄色になるのは、ピーマンが完熟し、 ピーマンに含まれる緑色の色素であるクロロフィルが分解され、 カプサンチンという赤い色素が生成されるためです。 カプサンチンには、抗酸化作用があり、 老化や動脈硬 ...

植物油には乾性油(かんせいゆ)と不乾性油(ふかんせいゆ)があります。

乾性油とは、空気中に放置すると酸化されて固化、乾燥しやすい油をいいます。亜麻仁油、大豆油などがあります。 不乾性油とは、空気中に放置しておいても酸化せず、固まったり乾燥したりしない油をいいます。オリー ...



Copyright © 2017 - 2024 寺院センター All Rights Reserved.