「 魚介類 」 一覧

腸炎ビブリオは感染型食中毒の原因菌です。腸炎ビブリオに感染した魚介類を生食することで腸管に腸炎ビブリオが増殖し、腸粘膜に腸炎ビブリオが感染することで食中毒を発症します。

腸炎ビブリオによる細菌性食中毒菌は、 魚介類の加熱不足、魚介類を扱う際の二次汚染が原因で発生しやすくなっています。 腸炎ビブリオは感染型食中毒で、夏季に海域に広く分布し魚介類が汚染源になります。 日本 ...

ノロウイルスは、ヒトからヒトへの感染で起こります。「ヒトからヒトへの感染」は言い換えて「患者の糞便や吐物からの二次感染」などとも表現されています。

ノロウイルスはアルコールでは不活性化できません。 ノロウイルスの不活性化には加熱、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。 アルコールは、ウイルスの表面にあるエンベローブという膜を破壊することでウイ ...

クドア・セプテンプンクタータは「ひらめ」の筋肉に寄生しています。刺身などで生食することで感染し、食中毒を発症すると食後に嘔吐、下痢などの軽い症状がみられます。

アニサキスは「イカ、サバなどの海産魚介類」に寄生しています。生食すると主に胃に感染し、激しい腹痛を引き起こします。

アニサキスは冷凍すると死滅しますが、近年は魚の輸送技術が進み、冷凍しない新鮮な魚が生食できるようになったことから、魚の生食によるアニサキス症が増えているといわれています。 アニサキスが寄生するのはサバ ...

旋尾線虫(せんびせんちゅう)はホタルイカの胃腸や脚に寄生しています。ホタルイカの踊り食いなど、内蔵ごと生食することで感染が起こっています。

寄生虫は冷凍か加熱をすることで死滅しますが、近年は技術の進化によって冷凍保存しなくても新鮮な状態が保てることも増えてきました。 寄生虫が生き残るため、近年はその影響で刺身や踊り食いなど生食による食中毒 ...

自然毒中毒を起こす食品と産生される毒素の組み合わせ。

黄変米・・・黄変米毒(ペニシリウム) ピーナッツ・・・アフラトキシン ふぐ・・・フグ毒(テトロドキシン) おにかます・・・シガテラ毒(シガトキシン) ・ピーナッツに生えたカビから産生された毒素「アフラ ...

「大量調理衛生管理マニュアル」には、原材料は冷蔵設備等にて適切な温度で保存するよう記載されています。

・食肉・食肉製品は10℃以下で保存します。 ・生鮮果実・野菜は10℃前後で保存します。 ・乳製品や濃縮乳は通常、10℃以下で保存する必要があります。低温で保存することで、微生物の繁殖を遅らせ、品質を保 ...

食品添加物の使用目的の法的基準で定められている表示規定は、食品に使用される添加物をすべて表示しなければいけません。

表示規定では「甘味料、着色料、保存料、防カビ剤、糊料、漂白剤、酸化防止剤、発色剤」の8種類を使用した場合、物質名の他に用途名も併記する必要があります。 ・栄養強化剤は表示を省略することができます。 ・ ...

ヒスタミンは魚介(主に青魚や赤身の魚)に含まれるアミノ酸のヒスチジンが、モルガン菌によって分解されて発生する化学物質です。

ヒスタミンを含んだ魚介などを食べるとアレルギー様の症状が起こす「ヒスタミン中毒」を発症することがあり、ヒスタミン中毒は食中毒の一種として化学性食中毒に分類されています。 ヒスタミンはほかの食中毒の病原 ...

ふぐ毒は動物性の自然毒食中毒で、体内に有毒成分を持ち内臓や卵巣、肝臓に蓄積されています。

ふぐ毒の特徴は身(肉)に毒は含まれておらず、猛毒で熱にも強いです。 症状は食後30分~5時間程度で発症して口唇のしびれや手足麻痺、呼吸困難など、発症時間が短いほど、致死率が高くなります。 ふぐ毒は猛毒 ...



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