朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮の
大漁だ。
浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮のとむらい
するだろう。
この詩は師匠の法事によく登場しました。
師匠は勉強家で法話や講演会で話す内容は、
常に構成を練り直して、より良いものにしようとする人でした。
それでも、法事をした檀家さんから、
「前の法事の時にも聞いたんや。
また、同じ話してる思いながら聴いてたわ」
と言われることも。
法事は例えば7回忌から13回忌まで6年間の間があるわけで、
法話の内容も何周かして同じ話を同じご家庭でしてしまうこともあるのかなと思います。
それほど伝えたい内容の詩なのだと思います。