buddhism

典座教訓の実践/栄養学

高齢期の咀嚼力、味覚、嚥下機能、口渇感

高齢期は加齢とともに歯が悪くなり、咀嚼力が低下します。高齢期は味覚が鈍くなるため、味付けが濃くなりがちになります。食塩の摂りすぎに注意する必要があります。高齢期は嚥下機能の低下により、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。口腔機能改善体操などを...
典座教訓の実践/栄養学

思春期は成長が最も著しい時期の一つであり、身体的な変化や発育が急速に進む時期です。

この時期には、体格の変化やホルモンの分泌の増加により、エネルギーと栄養素の需要が高まります。特に、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要とされます。思春期の適切な栄養摂取は、健康な発育や成長、免疫機能の維持に重要で...
典座教訓の実践/栄養学

悪玉コレステロールと呼ばれているのは低密度リポたんぱく質(LDL)です。運動不足などによって過剰になると動脈硬化を引き起こすので、悪玉と呼ばれています。

リポたんぱく質は、比重や大きさによって分類され、主に以下の種類があります。キロミクロン(カイロミクロン)・・・小腸で合成される超低密度リポたんぱく質(VLDL)・・・肝臓で合成される低密度リポたんぱく質(LDL)・・・肝臓から送り出したコレ...
典座教訓の実践/栄養学

高血圧症は、動脈硬化、脳血管疾患、心疾患、腎臓病等を発症させる危険因子になっています。

高血圧症は大きく分けて「本態性高血圧」と「二次性高血圧」とがあります。本態性高血圧:全体の約90%を占める。生活習慣、環境、遺伝が影響して血圧が上昇する。基礎疾患といった、高血圧の原因となる特定の原因は見当たらない。二次性高血圧:腎疾患、甲...
典座教訓の実践/栄養学

幼児期における間食の割合は、総エネルギーの5〜10%程度が望ましいとされています。間食は栄養補給の機会であり、健康な食習慣を形成するために大切ですが、過度に摂取すると主食や副食からの栄養バランスが崩れる可能性があります。

典座教訓の実践/栄養学

思春期の女子においては、月経による血液の損失や急激な成長による代謝の増加などの要因から、鉄の需要が増加します。

特に、月経による鉄の損失は重要な要因です。鉄は血液中のヘモグロビンやミオグロビンの構成要素であり、酸素の運搬や貯蔵に重要な役割を果たします。鉄の不足は貧血などの健康問題を引き起こす可能性があります。
典座教訓の実践/栄養学

食物繊維はヒトの腸内でほとんど分解・吸収されない成分で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられ、それぞれ性質が異なります。

水溶性食物繊維・・・血清コレステロール・血糖の上昇抑制作用などがある(グルコマンナン・ペクチンなど)不溶性食物繊維・・・排便を促進する作用がある(リグニン・キチン・セルロースなど)「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食物繊維の「目...
典座教訓の実践/栄養学

インスリンは血糖値を下げます。血糖値が上昇したとき、すい臓のランゲルハンス島から分泌されます。

典座教訓の実践/栄養学

副甲状腺から分泌される副甲状腺ホルモンは、カルシウム・リンの代謝に関与しているホルモンです。血中のカルシウム濃度が低下すると骨に含まれるカルシウムを血中に放出させ、血中カルシウム濃度を上げます。

典座教訓の実践/栄養学

たんぱく質は、筋肉、血液、臓器、皮膚、髪など組織を作る材料に使われる栄養素です。ただし、主要なエネルギー源である糖質や脂質が不足すると、たんぱく質もエネルギー源として使われていきます。

5大栄養素の糖質・たんぱく質・脂質・ミネラル(無機質)・ビタミン類については、それぞれの特徴をおさえておきましょう。どのミネラルも体内ではつくることができず、毎日の食事から摂取する必要があります。また、5大栄養素のうち、熱やエネルギーのもと...